昨日は（一応登録だけしている）行政書士の倫理研修がありました。
５年に一度、研修受講が義務となっているようで、前回の研修からもう５年も経ったようです。
私自身、行政書士としての活動はほとんどしていないのですが、研修の半分以上の時間は職務上請求書の取り扱いについてでした。
要は行政書士の職権で、他人の戸籍や住民票を取得できるのですが、これの業務外利用や不正利用をしないでくださいというものです。
研修を受講して一番感じたのは、この制度（職権）はそもそも必要性がそこまであるかどうかです。
行政書士の職権の一番の強みのようなイメージですが、職権ではなくちゃんと役所が定めた委任状等、他の方法で取得すれば不正は減るのではないかと感じてしまいました。
倫理上の問題と言えば問題ですが、個人情報を職権で取得できるのってすごいですよね。
ただ、税務署とかも職権で調査先の預金情報などを勝手に照会したりしていると思いますが・・・。
行政書士としてご活躍されている多くの先生は、きっとこの職権は必要なんでしょうが、私自身は行政書士の職権として、職務上請求書を取得・使用したことすらないので、研修時間の半分以上は実務上関係ないような話になってしまいました。
(いずれ関係があるような時が来るかもしれませんが、そもそも行政書士の依頼がほぼなく、もちろん行政書士実務能力も弱いので、職務上請求書とはなかなかご縁がなさそうです。）
研修終わりにちょっとショックだったのは、研修の案内書面には、「公共交通機関を利用して研修会場にきてください」と記載があったのですが、研修終了後に駐車場の割引(多分無料）がもらえたこと。
真面目に、公共交通機関を利用した人はお金がかかり、車で行った人は駐車料無料という形だったので、真面目が馬鹿をみるような複雑な気持ちで、ちょっと残念でした。
なんだか不公平～(>_<)
ではでは～、岡山の税理士のブログでした(^_-)-☆
