相続税申告は得意なのか苦手なのか

お仕事雑記

最近は相続税の申告依頼が非常に多いのですが、私自身得意なのか苦手なのかよく分かりません。

とりあえず依頼は多くあるので、件数はそれなりにこなすのですが・・・。

相続人の間のもめごとがある案件もあったり、私自身の事務処理能力の低さもあり、月に2件くらいの相続税申告が私のキャパです、メインは法人顧問ですから。(でも、受託した仕事は一生懸命精一杯頑張ります。)

相続人の間でもめるのはだいたい法則がありまして、、、それは、相続人同士が疎遠になっていたり、被相続人との関係性が薄れていたり。。。

主に弁護士さんや司法書士さんがらみのご紹介案件ですと、まぁだいたい遺言があります。

そしてその遺言は、被相続人と親しかった親戚に多くなるような遺言が多いので、ほとんど財産をもらえなかった人は感情的になるんですね。

子ども間の相続ケースもありますが、兄弟姉妹間の相続のケースがよりもめるケースが多いです。

なんせ、遺留分※がないので。

※「遺留分(いりゅうぶん)」とは、兄弟姉妹以外の法定相続人(配偶者、子、直系尊属(親など))に最低限保障されている、遺産の取得分のことです。

先日、とある方の相続税の申告書を作成し、複数いらっしゃる相続人の一名(現預金だけ相続した相続人)に(事前に許可を得たうえで)参考情報の意味も含め、これだけ相続税がかかりますよとお知らせしたところ、「なんでわしが相続税を払わんといけんのか?ほとんど財産をもらっていないのに。」「あなたに頼まず税務署で自分で申告するわ」と言われました。

いやいや・・・もらった財産があるから相続税がかかるわけでして・・・相続税がかかることは事前にご紹介者が間接的にお知らせしていたはずですけどね・・・。

このように言われたら、(委任契約が締結されない以上)「あ、どうぞ、ご自由に・・・」としか私も言えません。

本件の場合、不動産だけでも30筆ほどあり、受遺者も含めると相続人等はかなりの数がいらっしゃるので、後日税務署から遺産総額が合致せずに電話等かかってくる案件ですね。。。(というより、税務署がこのような内容の申告案件を対応するのかも不明なので、どこかの税理士事務所に依頼して、結局そこの税理士事務所と申告内容の調整をするかたちでしょうか。)

あ~、こういうのは私あまり得意ではない。。。

ではでは~、また次回のブログにて(^_-)-☆

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