時間は有限

お仕事雑記

当たり前のことですが、時間は有限です。

最近は特にその点を強く感じます。

お金持ちの人もそうでない人も、健康な人もそうでない人も、1日は24時間しかありません。

子どものときは、時間について考えることもなかったけど、人生も後半になると時間を意識する機会が多くなってきます。

私自身は仕事人間なので、かなり仕事の時間が多い。

米国のとある調査によると富裕層と言われる人たちの8割以上は週50時間以上働いているそうです。(また日経新聞の記事によると、日本より米国の方が労働時間が多いという調査結果になっています。)

私が富裕層かどうかはさておき、仕事時間では富裕層に負けていない。

問題は仕事の中身だと思う。

アップルを起業したジョブズは、好きなことを仕事にしたのではなく、得意なことを仕事にしたと書籍に書いてありました。

自分自身の仕事を分析してみると、不得意なことをたくさんしている。

不得意な事の一つは事務仕事。

もともと税理士になる前、税理士のイメージはコンサル(税務相談等)であって、まさか事務仕事がこんなに多いと思わなかった。

最初に就職した税理士事務所では、机に一日中座っていることが苦痛でした。

なぜなら、私は小さい時からずっとスポーツをしていて身体を動かすことが日課だったからです。

どんなスポーツをしても学校内でトップになるくらいの運動神経はありました(部活動は、複数を掛け持ちしていたりしました)が、そのスポーツを職業にできるレベルか?と言われると、それは難しかったと思います。

いろいろ検討して、父親が転勤族だったこともあり、転勤のない職業が良いと思い、税理士を目指しました。

運よく税理士試験に20代で合格し、そこからがスタート。

税理士の基礎って、当時はとにかく書類作成でした。

開業までに3つの税理士事務所で、たくさんの先輩税理士や先輩スタッフに仕事を教わり、休みも少なく、勤務時代の在籍した某事務所では残業時間が月100時間を下回ることは全くなかったと思います。

今では働き方改革ということで、開業当初からうちの事務所のスタッフで月平均10時間以上残業をする人は誰もいません。

こんな働き方で若い人大丈夫?と少し不安になったりもします。

なぜなら、若い時の勉強やキャリアは将来にわたって複利効果があるので、若い時に努力をしたことは年齢と共に資産となって加速するためです。

氷河期世代と言われる私ですが、いい時代に生まれたかも?と最近思うこともあります。

時間は有限なので、これからの仕事の在り方を一度見直してみようと思います。

タイトルとURLをコピーしました