税理士事務所のお客様には様々なクライアントがいます。
業種も様々なので、経理の仕方も様々です。
税理士の業務の中で生産性悪いな~と感じるのが、手打ちのデータ入力です。
今年から、12年ぶりに事務所の顧問料等料金改定を行いましたが、料金改定の一つの要素として手打ちのデータ入力が極力減るように料金を見直しました。
決してクライアントとの作業の押し付け合いではなく、双方がデジタルツールを使い、ともに生産性を向上させましょうという意味合いです。
デジタルデータはデジタルデータのままもらい、手打ちしないといけないような資料で頂く場合は、割増料金へ。
従来からデジタルデータは頂いていましたが、そうでないお客様との料金差はありませんでした。
この部分にやっとメスを入れることにしました。
現在うちの事務所では遅ればせながら、紙で貰った資料でも手打ちをかなりの部分で辞めるようになりました。
例えば、ネットバンキングを利用していない通帳のコピーでもすべてデータ化して、手打ちで入力するケースと比較して30~70%の時間削減。
このようなデジタルツールに出費は惜しんではいけません。
(ただ厄介なのは、事務所がどんなにデジタル化してもクライアント側でアナログな点が多い場合です。)
機械ができることは機械にしてもらい、人間はより付加価値の高い仕事をしないと、スタッフの給与の昇給が実現できません。
昔のように顧問先を増やして規模によって固定費を引き下げるようなやり方ではなく、小さな一つ一つの業務の見直しによって生産性を上げる必要があります。
繁忙期なので一気にはできませんが、今年の目標は年内に現在よりデジタル化を50%以上進めることです。
今年の年末に事務所の生産性がどのようになっているか楽しみです。
ではでは~、岡山の税理士のブログでした(^_-)-☆