令和3年分の所得税等の確定申告から, ふるさと納税の申告手続における添付書類が見直され、これまで原則として必要とされていた寄附金の受領書に代えて、ふるさと納税のポータルサイトを運営する特定事業者が発行する「寄附金控除に関する証明書」を添付して申告できるようになります。
対象となるポータルサイトは、
ふるなび、さとふる、楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるさとプレミアムなど10社以上が対象となっているようです。
なお、証明書の取得方法は、利用したポータルサイト上での電子発行、マイナポータル連携での電子発行、又は郵送での書面発行等のうち、利用したポータルサイトが対応している方法から選択することとなるようです。
ふるさと納税の領収書の集計(イータックスサイトへの打ち込み等)をするのは、件数が多い方にとっては大変だったと思いますがが、おそらく数が多い方はそもそも自分がどのサイトを使ってふるさと納税をしたか・・・多分覚えていないんじゃないかと・・・。
領収書の紛失をしている場合は新しい制度は助かりますが、高所得の方は几帳面な方も多く、こういう領収書はだいたいしっかりとってくれています。(納税に対する意識が高い方が多い印象です。)
しかも、弊所へ申告依頼をする場合は、原則ふるさと納税の一覧表をエクセルでまとめてもらうようにしています。
確定申告のソフトでも、エクセル形式だとある程度そのまま取り込めて便利ですし、ダブルチェックで申告漏れも防げて一石二鳥ですね(^^)