高額商品を購入するときに一番注意していることは、使用頻度を考えることです。
例えば、Tシャツを購入するとします。
1枚1,000円のTシャツと、1枚10,000円のTシャツがあるとします。
前者のTシャツは、着心地が悪かったりデザインがあまり好きでない等の理由で、1年で1回しか着なかったとします。
後者のTシャツは、デザインがお気に入りで、1年に12回着たとします。
そうすると、1回あたりの着用コストは後者の1万円のTシャツのほうが安くなります。
この考え方を日常に当てはめると、なかなか良い買い物ができます。
仕事道具とかはほぼ毎日使用しますので、安さだけではなくパフォーマンスを重視します。
電卓とかパソコン、筆記用具等、私自身は仕事道具には少し値段が高いものを使用しますが、それは毎日使うものなので、気持ちよく仕事することでパフォーマンスが上がり、トータルのコストパフォーマンスでは結局安上がりで済むからです。
私の妻は、私と別の会社で仕事をしていますが、妻の会社のパソコンは、電源をつけてから立ち上がるまでに15分とか、場合によっては30分とかかかるそうです。
明らかにパソコンのスペックが悪いのです。
例えば、妻の時給が2,000円だとすると、15分は500円の給与換算です。
年間200日仕事をしているとすれば、500円×200日=100,000円の損を会社はしている計算になります。
このパソコンを4年使用するとすれば、400,000万円以上損をしている計算になります。
(電源をつけて立ち上がるまでに他の作業をするという考えもありますが、あくまで1例です。)
パソコンの1万円とかを削って低スペックにしてはいけないと思います。
生産性やパフォーマンスを意識して、うちの事務所でも、今月動きの遅いパソコンを2台買い換えました。
買換えの基準は古いかどうかだけではなく、投資と回収が見合うかどうかです。
もちろん同じ商品・使用頻度であれば安いほうが良いケースもあるかもしれませんが、日常の生活でも使用頻度の考えを取り入れると、すっきりしますね。
休日等たまにしか使わない高額商品は、買わないポリシーです。
ではでは~、岡山の税理士のブログでした(^_-)-☆