2025年夏期賞与

お仕事雑記

昨日の午前中は、県外から不動産管理会社の方にご来所頂き、顧問先のお客様が所有している賃貸不動産の管理状況をご説明していただきました。

もともと弊所のお客様が、県外にある鉄筋コンクリの賃貸マンション2棟の他、複数の区分所有マンション、コンビニ向けテナント、および駐車場などを10数年前に相続されました。

その後なかなかよい管理会社が見つからず、数年前にご紹介でよい管理会社をご紹介頂き、当時空室が10以上ありましたが、今では満室経営に。

年間で家賃収入も700万円ほど増加し、多額の修繕費がかかりつつもキャッシュは増加し、経営が安定しつつあります。

不動産経営の様々なノウハウが学べて、私自身も勉強になります。

午後は、毎月の請求書の内容確認等をし、その後夏期賞与査定をしました。

一通り査定を行って、賞与明細を作成しました。

念のため昨年の賞与の支給額と照らし合わせてみると、なんと数名の人は賞与が下がっているではありませんか!

同じ査定方法をしているのに賞与が下がるということは、何か原因があるはず。

賞与が下がっている人の査定を前年比で見比べてみると、決算処理件数が減っていること、個人目標の採点が昨年より大きく下がっていることが原因でした。

弊所の賞与はいろいろな査定要素をMIXして、ある程度合理的に行うようにしています。

そして、約10%くらい私の裁量で調整できるように仕組んでいます。

高物価のこの時代に、査定金額が下がっている人の明細書を見ると心が痛みました。

となると、10%くらい持っている私の裁量で下駄をはかせるしかありません。

というのは、弊所は歩合制ではないので、担当先が減ったからと行って、その担当者の給与を極端に下げるようなことは行っていないからです。(かといって、賞与が月給の〇ヶ月分とかでもありません。)

事務所全体の最適化の観点やそのスタッフの家庭環境などを踏まえて、仕事量を調整していることが決算業務の担当件数減少になっているわけなので、そのことで賞与が大きく減額となってはいけないと感じました。

過去在籍したスタッフには、弊所の査定基準を利用して、故意に顧問先が解約になるようにして、自分の仕事は減らして給与賞与だけキープしようとする非常に残念なスタッフもいましたが・・・。

給与や賞与の査定は本当に難しいです。

定量査定定性査定の両面が必要だからです。

自分自身にもう少し時間が取れるときに、一度そのあたりの評価基準を明確に定めたいと思います・・・。

ではでは~、また次回のブログにて(^_-)-☆