7月4日は「7(ナ)4(シ)」の語呂合わせから「梨の日」。
梨の名産地として知られる鳥取県東郷町(現在の湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が2004年に制定しました。
なかには千葉県船橋市の非公認ご当地キャラクターである梨の妖精「ふなっしー」の誕生日としてご存じの方もいるかもしれません。
ところで梨は、みずみずしいだけで「栄養はなさそう」と誤解していませんか?
確かに約9割は水分なのですが、シャリシャリとした食感を生む「石細胞」は腸のぜんどう運動を活発にし、甘い果汁には便をやわらかくする「ソルビトール」も含むため、便秘予防の効果が期待できるそうです。
実はエアコンで体が冷えて血流が悪くなり、腸の働きが低下しがちな季節におすすめの果物なのです。
梨は7月から10月にかけて、さまざまな品種が市場をにぎわせます。
この夏はおいしい梨で暑さをしのぎつつ、健康的に過ごしてみませんか。