あるお客様の相続税申告の財産評価等がやっと終わり、財産目録が一通りできたため、昨日はお客様のご自宅へ、遺産分割のシュミレーション資料を持っていきました。
この度の案件は相続財産の大半が不動産という内容で、かつ税理士的には評価が難しい雑種地ばかりの内容でした。
一部地域は最初地図でみた時、農地比準で評価するのかなと迷いましたが、役所調査をしたところ宅地比準で評価せざるを得ない状況でした。
雑種地の中には貸地も多く、現地確認や契約書確認で小規模宅地が適用できるかどうかも入念に確認が必要でした。
貸地で構築物があれば、小規模宅地の50%減が使えると一般的に判断しますが、砂利敷の貸地(駐車場など)で小規模宅地が使えるかと言われれば、基本は使えないですね。
使えない理由は、砂利はアスファルト舗装と違い「土地に定着していない」からです。
取得者によって土地の評価単位が変わりますし、配偶者の二次相続まで含めた相続税のシュミレーションは約50パターン作成しました。
とはいっても、ほとんど機械で自動計算なんですけど・・・、シュミレーションをすると結構喜んでいただけます。
これを手計算でしていたら、大変です(^-^;
機械って便利ですよね、当たり前ですが。
でも、機械で入力するだけではなく、ちゃんと自分の頭で計算もできないと機械自体も正しく使えいこなせません。
そんなわけで、あとは家族会議で話し合いをしていただくのみです。
私自身も、一つずつコツコツと仕事を進めていくしかないです。
ではでは~、岡山の税理士のブログでした(^_-)-☆