私の署名の裏には何十人もの人がいる

経営・時事

「記事末尾の私の署名の裏には、何十人もの、私を支えてくれる人たちがいます。これからも、ともに現場に立ち続けたいと思います」。

ロシアによるウクライナ侵攻の現実を現地から報道し、2022年度の「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した朝日新聞イスタンブール支局長の高野裕介記者が「受賞によせて」の記事にそうつづっていました。

現地スタッフがいるからこそ取材ができ、記事が書ける。

考えてみると、私たちの生活自体、誰かに支えられて回っています。

すぐに思い浮かぶ家族や友人、同僚など身近な人々だけでなく、私たちが日々、使うさまざまなモノやサービスを作った人たちやそれを届ける人たちにも私たちは支えられています。

それらを手に入れるためのお金にも作る人、管理する人がいます。

そのことを頭の片隅に入れておけば、いいときもおごらず、悪いときもくさらずにやっていける気がします。