人生の後半に新たな道を歩き出した一人として朝日新聞の連載で紹介されていた80代の現役医師、安積雅子氏。
56歳で医学部に合格し、62歳で国家試験に合格しました。
「私にはまだエネルギーが残っている」。
医学部に入学した娘の話に触発され、51歳で医師を志したときの心境をそう語っていました。
医学部の受験は若い人でさえ楽なものではなく、医学生、医師には体力も必要でしょう。
安積氏は、エネルギーが残っているタイミングを逃さず、勉強を始めました。
若いときにやりたいと思ったことがあっても、さまざまな事情でできなかった人も、今までやってきたこととは別のことに挑戦したいという人もいるでしょう。
それが趣味であれ、仕事であれ、やってみようと思ったそのときがあなたのタイミングなのかもしれません。
人は「これだ!」と思ったことに底力を発揮できる。
安積氏の足跡はそう教えてくれました。