目の前の出来事は関係ない

経営・時事

仕事で大失敗をしました。

そのときあなたは、いつまでもくよくよ悩むこともできます。

パッと気持ちを切り替えて失敗から学ぶこともできます。

何から何までうまくいかず、八方ふさがりになってしまいました。

そのときあなたは、すべてを投げ出して現実逃避することもできます。

誰にも相談せずに1人で問題を抱え込み、ますます状況を悪化させることもできます。

または冷静に状況を分析して、人の知恵を借り、この状況を立て直していくように腹をくくることもできます。

失敗や状況に影響されることはあっても、それ自体が人生を決めるわけではありません。

人生を決めるのは、目の前の出来事に対する自分の考えや行動なのです。

これは「選択」といってもいいでしょう。

辛いから簡単にあきらめてもいいし、辛くても頑張って続けてもいい。

その出来事に対してあなたは、どんな選択もできます。

どんな態度で望んでもあなたの自由です。ただ忘れてはならないのは、自分の人生を決めているのは「自分の選択」だということです。

商売をやっていれば毎日、色々なことが起こりますが、目の前の出来事に一喜一憂しないことが大事だろうと思います。

出来事はあなたの感情を揺さぶりますが、その出来事自体があなたの人生を決めるわけではないのです。

その状況をどう捉えて、どう考えて、どう行動するか。

それによって商売の行方や人生が決まります。

感情で選択すれば感情的な結果になり、冷静な対応を選択すれば冷静な結果になる。

どうやら自分をよく理解している人は、出来事の種類に関係なく冷静な選択ができるようです。