年間休日のカラクリとは?

経営・時事

先日、とある会社の方と話をしていると、「うちの会社は年間休日が130日もあるんですよ」と自慢げにお話しされていました。

「いや~、それはすごいですね」「そんなんで仕事回ります?残業とかは?」と私が訪ねると「会社を出るのが21時前なので一日2~3時間くらいだと思います、ぎりぎりで回しています」という回答でした。

さてさて、上記のお話しに対して皆さんはどう思われますか?

私は、休みが多くてもそんなに残業のある会社で働きたくありません。

月平均残業時間が24時間(約2時間/日)の会社があるとします。

一日8時間勤務だと仮定すると、24時間は3日分に相当するので、3日×12ヶ月=36日の年間出勤日に相当します。

そうすると年間休日が130日だとしても、実質的には130日-36日=94日しか休みがないことになります。

残業で仕事をしても集中力は下がるだけのような気がしますので、上記事例の会社はものすごく生産性が悪いような気がします。

平日頑張って仕事をして疲れて土日にリフレッシュという考えもあるのでしょうか、私はそもそも平日に疲れを蓄積させないことが重要だと思います。(疲れを蓄積させないから休日にもっと楽しめるし、貴重な休日にダラダラ過ごさず楽しめます。)

疲れを蓄積させないこと=残業を少なくすることかな、と個人的に思っています。

労働日数と労働時間のバランスが大事だと思います。

年間休日○○○日!って感じで求人のPRしているものをよく見かけますが、残業時間の実績値も公開することで初めてその求人のブラック度合いが分かるように思います。

世の中の流れとして休みを多く見せる傾向がありますが、人生の多くの時間を費やす仕事の中身を充実させていきたいですね。。。

ではでは~、また次回のブログにて(^_-)-☆