来る5月15日は「ヨーグルトの日」。
ヨーグルトを健康食品として世界に広めた微生物学者であるイリヤ・メチニコフ博士の誕生日にちなんで、乳製品等を製造・販売する株式会社明治が制定しました。
博士は1845年、当時はロシア帝国であったウクライナのハルキウという町で生まれました。
のちに免疫の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞。
晩年には「老化は腸内腐敗により加速される」という説を唱え、ヨーグルトに含まれる乳酸菌によって腐敗菌の働きを抑えようと、長寿者が多いブルガリアのヨーグルトを摂取し続けました。
71歳で亡くなる前には「ヨーグルトの素晴らしさに気づき53歳から食べ始めたが残念ながら遅過ぎた。
もっと早ければ、もっと長生きできたはずなのに」と病床で語っていたそうです。
この記念日を機に博士の偉大な業績と、最期に残した言葉に思いをはせつつ、健康寿命を延ばすために「ヨーグルト生活」をスタートしてみませんか?