ピンチもチャンスも気持ち次第

経営・時事

「ピンチはチャンス」とは、追い詰められた苦しい状況や危機的状況こそ、物事を改めたり、新たなことをスタートしたりするのに絶好の機会(好機)であるという意味とのこと。

年末も近づいてきて、いろいろ試行錯誤している毎日です。

事業を行っているとそのようなケースに遭遇することは多々ありますよね。

幣所においては、今年を振り返るとベテランのスタッフの退職がありました。

退職に伴って良い面悪い面両方が混在していると感じていましたが、基本的には「ピンチはチャンス」と思って経営しています。

スタッフが退職することでそのスタッフが担当していた仕事の見直しや事務所の業務の流れを見直すきっかけになります。

私自身、開業前に勤務していた税理士法人は離職率が非常に高く、前向きに考えると担当先が増えてたくさん勉強することができました。

そのような意味でスタッフにもぜひ前向きに頑張ってほしいと願うわけですが、全員がそのように感じるわけではないですよね。

例えば、ベテランスタッフがしていた業務をほかの誰かが行うようになるのですが、それを成長する事ができたり、給与が上がると前向きに考える考える人と、自分の仕事や責任が責任が増すと考えて後ろ向きに考える人が一般的にいるように思います。

私としてもそのようなケースを想定して、スタッフが将来どうなりたいか?といった過去のヒアリングに基づいて業務の振り分けをします。

例えば、将来税理士を目指すスタッフには将来税理士になった際に役立つ業務を中心に振り分けたり、裏方でサポートする業務を頑張りたいスタッフにはそれに応じた業務をお任せするなどを考慮します。

しかしながら、コミュニケーションがうまく取れていないスタッフだと、この点においてミスマッチが生じることもあるように思います。

最悪の場合、スタッフの退職につながります。

スタッフの人が将来そうなりたいのか・・・本音で話せるようなコミュニケーションをとっていく必要があるように思います。

いずれにしても冒頭に書いた「ピンチはチャンス」の言葉のように、同じ現象がピンチになるかチャンスになるかはその人の気持ち次第。

アイデアもゴミに思えても宝になることがあったり、考え方を見直して頑張って行きたいものです。

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