税理士事務所を開業して10年以上経ちますが、初めての税理士業務実態調査を受けました。
税理士業務実態調査とは、税理士法に違反していないか等について、税務署が税理士事務所に対して調査を行うものです。
1~2か月前になんとな~く、来そうな予感がしていましたが、予想はズバリ的中!
総務課の課長補佐から事務所に電話があったとスタッフより伝言があった際、「あ~税務署の調査がついにうちの事務所にも来るか」と思いました。
折り返し税務署へ電話をするとビンゴでした。
あいにく、税務署が指定した日程周辺は、私の病院(後日別ブログへ内容を書く予定)の予定が入っており、1週間ほど調査の日程をずらしてもらいました。
準備万端で(と言っても税理士業務処理簿をシステムから打ち出して体裁を整えただけですが)迎えた当日、質問にすらすらと答えることができました。
こういう質疑にスラスラと答えるのは税務調査で慣れているので、全く問題ありません。
私と税務署の会話を聴いていたスタッフも、「よくそんなにスラスラうまく回答できますね」と言っていました。
おおむね予想していた通りの質疑でしたが、税務調査でも同じで、質問の意図を理解して、自分の発言で相手がどのように次の質問をしてくるかを自然と考えています。
例えが難しいですが、将棋や囲碁で数手先を読むのと同じような感覚でしょうか・・・。
(逆に私が質問した内容に、税務署の方が回答できないようなケースもありました。。。)
一番質問時間が割かれたのは、スタッフの業務管理や情報漏洩をどのように管理しているか、関連グループ法人と税理士事務所の業務をどのように切り分けしているかという点です。
最終的に指摘事項、指導事項等は全くなく、税理士業務実態調査は終了しました。
年末の忙しい時期に時間がとられてしまいましたが、調査を受けないわけにも行けないので仕方ないですね。
ではでは~、また次回のブログにて(^_-)-☆